近頃キャンピングカーや車中泊とともに人気が上がっているRVパーク。
今回はRVパークの料金相場や利用方法、全国のおすすめRVパークをご紹介します!
RVパークとは
RVパークとは日本RV協会が「快適に安心して車中泊ができる場所」として認定された車中泊施設のことです。
認定されているRVパークには8つの特徴があります。
1.余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)
2.24時間利用可能なトイレ
3.100V電源が使用可能(20A以上推奨)
4.入浴施設が近隣にあること(車で5分圏内)
5.ごみ処理が可能
6.入退場制限が緩やか
7.看板の設置
8.複数日の滞在が可能
多くのRVパークは予約なしの当日受付で使用できます。
また、RVパークはキャンピングカーだけでなく一般車でも車中泊をする場合にはだれでも使用可能です。
全国のRVパークの場所はくるま旅クラブの公式サイト(https://www.kurumatabi.com/rvpark/ )にて確認できるのでぜひ旅先や地元のRVパークを検索してみてください。
オートキャンプ場とは何が違う?
キャンピングカーで車中泊する場所として代表的なのがオートキャンプ場。
RVパークと比較したときの違いを紹介します。
まず、作られた目的が異なります。
RVパークは車中泊目的である一方で、オートキャンプ場は車でキャンプ場に乗り入れてキャンプを楽しむ目的です。
そのため備えられている設備量が変わります。
例えば、RVパーク内の火器の使用は原則禁止のところが多いですが、オートキャンプ場は火気を使用できます。
また、RVパークは少し広めのコインパーキングくらいの大きさですが、
オートキャンプ場はキャンピングカーとテントを設置できるほどの広々とした大きさです。
このようにひとえに車中泊ができる場所といっても様々な違いがあることがわかります。
RVパークの料金相場
RVパークは施設によって料金が異なるものの、平均的な相場は2,000-3,000円です。
電源利用やごみ処理は別途で料金がかかる施設もあるので事前に確認しておくと安心でしょう。
オートキャンプ場の料金
オートキャンプ場には2通りの料金システムがあります。
1つ目はサイト料金のみの場合です。
この場合はサイトの大きさにもよりますが大人2名でのご利用で3,000-5,000円ほどです。
もう1つは入場料金とサイト料金の場合です。
この場合にはサイトの大きさと入場人数によって料金は変化します。
大人2人でのご利用なら5,000-8,000円と考えるとよいでしょう。
電源やお風呂などの設備は施設によって異なりますが、ごみ処理は大抵することができます。
RVパークの利用方法
一部のRVパークを除いて基本的には予約なしで利用が可能です。
しかし、観光スポット周辺やレジャー施設内など休日に混みあう可能性が高いRVパークは予約なしで行くと満車で利用できないこともあるので不安ならば予約することをおすすめします。
また、RVパークの予約方法は施設によって異なります。
Webで空き状況の確認から予約まで可能な施設もあれば、電話予約のみの施設もあるので事前に確認しておきましょう。
RVパークに到着したらまずは受付を済ませます。
受付では利用料金の支払いを済ませたのち、利用規約の確認などが行われます。
RVパークは施設ごとに細かい利用方法があるので利用規約はしっかりと読みましょう。
RVパークでは100V電源が利用できます。
100V電源は駐車スペースのすぐ近くのボックス内に設置されています。
ボックスの鍵は管理者の方が明けてくれる場合や鍵が渡される場合など様々です。
施設ごとの利用規約に沿って利用しましょう。
全国のおすすめRVパークと利用料金
このように車中泊で旅行に行くときに便利なRVパーク。
全国で環境が良いおすすめRVパークを8選ご紹介します。
生野高原カッセル RVパーク
近畿地方の兵庫県朝来市の自然豊かな生野高原にあるRVパーク。
関西圏の人に特におすすめです。
レストランカッセルのメニューがテイクアウトでき、キャンピングカーの中で旬の食材を味わうことができます。
また、入浴施設や無料の水道もあるので衛生面も安心。
夜間は満天の星空を楽しみながらゆっくり休めます。
住所 兵庫県朝来市生野町柳原1784-302 利用料金 一般2,500-2,970円(定員:5名) 駐車可能サイズ 長さ7m×幅4m×高さ3.8m 利用可能台数 6台 公式サイト https://www.kassel.jp/rvpark/
RVパークおおぬま・YUKARA AUTO CAMP
北海道の七飯町大沼にあるRVパーク。
大沼国定公園が目の前で存分に自然を堪能できます。
定期的にイベントも開催されるので旅先のアクティビティには困りません。
テントの設置、焚火、BBQも利用可能。
徒歩圏内に地元のクラフトビール「大沼地ビール」や大沼名物「大沼だんご」があり、お散歩しながら食材の調達ができる便利な街キャンが楽しめます。
住所 北海道亀田郡七飯町大沼町206-1 利用料金 電源付きRVサイト 4,000円(定員:なし) 電源なし車中泊サイト 2,000円(定員:なし) 駐車可能サイズ 長さ5m×幅5m×高さ無制限 利用可能台数 電源付きアスファルトサイト 3台 電源付き芝生サイト 6台 電源なし車中泊サイト 50台以上 公式サイト https://yukara.jp/rv/
RVパーク PittINN BASE 青森
東北の青森県中心部にあるRVパーク。
近隣に大きな公園とペットと散歩できる一級河川沿いもあるので、ペット同伴の方に特におすすめです。
基本火気厳禁(喫煙所あり)ですが、有料でBBQ(1日1組限定予約制15:00-20:00)が可能。
夜間の車の出入りが少ないので、静かに長旅の疲れを癒すことができます。
住所 青森県五所川原市みどり町4丁目46 利用料金 一般 799円(大型車は別途1,000円/1台) 駐車可能サイズ 長さ2.8m×幅5.8m×高さ無制限 利用可能台数 2台 公式サイト https://pittinn.com/base/pittbase.html
RVパークとみうら[M-REX冨浦シーサイドビレッジ]
なんとRVパークの目の前がビーチ!
波と風の音をダイレクトに感じることができます。
日頃の騒音から離れてのんびりするのにおすすめです。
富士山にかかる夕焼けに星空、海に浮かぶ月は幻想的な時間を演出してくれます。
住所 青森県五所川原市みどり町4丁目46 利用料金 RVパークサイト 4,400円〜(車1台2名様分含) オートパークサイト 8,800円〜(車1台4名様分含) テントサイト 2,200円〜(テント1張・1名様分含) 駐車可能サイズ 長さ7m×幅3m×高さ無制限 利用可能台数 6台(RVパークサイト)、4台(オートパークサイト) 公式サイト https://m-rex.net/
RVパーク飛騨まんが王国
温泉施設「宮川温泉おんり〜湯」と漫画を4万冊所蔵している「まんがサミットハウス」が隣接されているRVパーク。
温泉でまったりして漫画に浸ることができます。
車外調理も所定の場所で行えるので自分のペースでゆったり過ごせます。
住所 岐阜県飛騨市宮川町杉原110番地 利用料金 一般 1,000円 駐車可能サイズ 長さ6m×幅4m×高さ無制限 利用可能台数 6台 公式サイト http://www.miyagawa.org/
RVパーク瀬戸田サンセットビーチ
瀬戸内しまなみ海道の中央に位置する生口島西岸の自然を生かした海浜スポーツ公園に位置するRVパーク。
レンタサイクルやシーカヤックも完備されており、オールシーズンで楽しめます。
また、サンセットビーチでは「島ごと美術館」事業で設置された17の現代アート作品のうち5つの作品と触れ合うことができます。
住所 岐阜県飛騨市宮川町杉原110番地 利用料金 一般 2,040円 駐車可能サイズ 長さ6m×幅4m×高さ無制限 利用可能台数 6台 公式サイト http://www.miyagawa.org/
Aloha Village
ハワイ気分を味わえるRVパーク!
1日1組限定の貸切なので周囲の目を気にせず車中泊を満喫できます。
ヴィレッジ内にはカフェ&バーからハワイアンショップにフラワーショップまで様々なショップがあります。
季節ごとに開催されるイベントとともに、ぜひハワイ気分を味わってみてはいかがでしょうか。
住所 高知県高知市春野町甲殿1422-27 利用料金 一般 3,000円 駐車可能サイズ 長さ15m×幅6m×高さ3.3m 利用可能台数 1台 公式サイト https://www.alohavillage.net/
亀の井ホテル阿蘇
約15万㎡の広大な敷地でグラウンド・ゴルフやパークゴルフ、テニスなどのスポーツを楽しむことができるRVパーク。
自然の中で思いっきり運動したいあなたにおすすめです.
ホテル内の温泉には露天風呂やミストサウナなど12種類の浴槽が楽しめます。
住所 熊本県阿蘇市一の宮町宮地5936 利用料金 一般 5,000円 駐車可能サイズ 長さ5m×幅7.5m×高さ無制限 利用可能台数 9台 予約サイト https://carstay.jp/ja/stations/kyushu/station/62552ea6cf423559320857a8/
まとめ
今回はRVパークの料金や利用方法、おすすめRVパークをご紹介しました。
オートキャンプ場より安く様々な場面で使用できるRVパーク。
みなさんもぜひ全国のRVパークで車中泊を楽しみましょう!