オオサンショウウオの生息地は岐阜県以西の本州・四国・九州の一部。
兵庫県朝来市もオオサンショウウオの生息地ということをご存じですか?
オオサンショウウオは綺麗な河川に住む両生類なので、オオサンショウウオの生息地イコール美しい自然を感じる地域ということです。
こちらの記事では、オオサンショウウオの住む朝来市の魅力や、オオサンショウウオスポットについて紹介します。
オオサンショウウオの生息地「朝来市」
オオサンショウウオの生息が広く確認されている兵庫県朝来市。
水が綺麗な黒川渓谷では産卵巣穴や繁殖行動が確認されていて、生息調査は40年以上行われています。
オオサンショウウオだけではなく、多様な河川生物が暮らす自然環境を守ることを目的に
「オオサンショウウオの棲むまち朝来市」をPRしています。
朝来市には、その他さまざまな大自然を感じる観光スポットがあります。
朝来市の人気の観光スポットについては下記記事を参考にしてください。
>【2023年5月】朝来市の観光を楽しむならここ。人気の観光スポットを紹介
オオサンショウウオの魅力や特徴
オオサンショウウオは日本固有種で世界最大級の両生類。
昭和52年に国の特別天然記念物に指定されました。
夜行性のため、日中は暗所で身を潜めています。
夜になると活動をはじめます。
カエル・魚・サワガニ・虫・ヘビ・モグラなど、動くものは何でも食べます。
そのため、川に流れるゴミやビニール袋も食べてしまうため、綺麗な自然を守ることがオオサンショウウオを守るためにとても重要です。
特別天然記念物のため、触ったり捕まえたり移動させることは法律で禁止されてます。
また触ると噛みつかれることもあるので、見かけても近づかないようにしましょう。
オオサンショウウオの専門研究機関「日本ハンザキ研究所」
朝来市生野町黒川にはオオサンショウウオの専門研究期間「日本ハンザキ研究所」。
ハンザキとはオオサンショウウオの別名です。
黒川小中学校跡を活用して、オオサンショウウオの調査・研究を行うほか、オオサンショウウオ保護飼育施設にもなっています。
普段は施設は公開していませんが、イベント時などに見学することが可能です。
また現在、誰でも楽しめる「あんこうミュージアムセンター」として公開できるように整備が進められています。
夏休みには子ども向けのオオサンショウウオのイベントを開催しているため、気になる方はぜひ「日本ハンザキ研究所」の公式サイトをチェックしてみてください。
朝来市でオオサンショウウオを見つけたらどうする?
朝来市では黒川渓谷だけではなく、円山川、市川、与布土川、糸井川などさまざまな場所で生息が確認されています。
もしも、オオサンショウウオを見つけたら下記へ連絡をお願いします。
朝来市埋蔵文化財センター 電話079-670-7330(月曜日・祝翌日休館)
教育委員会学校教育課 電話079-672-4930(埋蔵文化財センターが休館のとき)
※いずれも午前8時30分~午後5時15分まで
さわろうとすると、噛みつかれることもあるため手を出してはいけません。
そっと見守り、文化財センターに連絡しましょう。
オオサンショウウオグッズも展開
「オオサンショウウオの棲むまち朝来市」として、朝来市ではオオサンショウウオグッズを購入できる場所が増えています。
Tシャツやキーホルダー、クッキーや抱き枕など、可愛いグッズはお土産としても喜ばれることでしょう。
グッズが気になる人はグッズ取扱いがある下記ショップをのぞいてみましょう。
・道の駅 但馬のまほろば
・山城の郷
・道の駅 フレッシュあさご
・道の駅あさご村おこしセンター
・黒川温泉
・生野まちづくり工房井筒屋
自然豊かな朝来市への観光はいかが?
オオサンショウウオの生息地朝来市について、またオオサンショウウオの魅力を解説しました。
国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオ。
そのオオサンショウウオが生息する朝来市の美しい自然環境を楽しみに観光に訪れてみてはいかがでしょうか。
都会の喧騒を忘れさせる、心地良い時間を過ごすことができますよ。
朝来市観光の際は「カッセル」での食事はいかが?
朝来市観光の際は「生野高原オーベルジュKASSEL(カッセル)」での食事はいかがですか?
生野高原オーベルジュKASSEL(カッセル)は但馬牛をはじめ、地元の新鮮な食材を使ったお料理を提供しています。
元々カッセルは、海外や日本の特別な方をお招きし、おもてなしをする迎賓館でした。
当時のままのホスピタリティやお料理により一層磨きをかけ、より多くの方にも味わっていただきたいと一般公開された“知る人ぞ知る”隠れ家です。
BBQ場/RVパーク/テニスコート/ビリヤード/キッズスペース/天体望遠鏡など、たくさんの施設でお楽しみいただけます。
2023年春に宿泊施設もリニューアルオープン。
竹田城跡までも車で行くことができるので、雲海を見る前日の宿泊もおすすめです。
ぜひご夫婦、ご友人同士、カップル、ご家族で遊びにいらしてください。