「天空の城」、「日本のマチュピチュ」と呼ばれる兵庫県朝来市の「竹田城跡」。
「日本100名城」にも選ばれています。
雲海の発生により浮いているように見える風景が人気となり、多くの観光客が訪れるスポットとなりました。
雲海に包まれた竹田城跡を見るには、宿泊での観光がおすすめです。
こちらの記事では竹田城跡周辺のおすすめホテル・宿をご紹介します。
竹田城跡観光の注意点もあわせてぜひチェックしてみてください。
竹田城跡とは
竹田城跡は兵庫県朝来市にある観光地。
標高353.7mの山上に位置し、国史跡にも指定されています。
竹田城跡の人気の理由は雲海の発生により見ることができる幻想的な風景。
濃い霧が城跡を取り囲むと、まるで城跡が浮かんでいるように見えることから
「天空の城」、「日本のマチュピチュ」と呼ばれています。
雲海を見ることができる条件
竹田城跡を雲海が取り囲む様子が見られるのは、天候や時期、時間などの条件が揃ったとき。
雲海を見ることができる条件は下記です。
【時期】
9月~11月 ※他の季節でも稀に見られるが、秋(特に晩秋)が一番発生しやすい
【時間】
明け方から午前8時頃まで
【条件】
1.湿度が高く十分な放射冷却があること
2.よく晴れていること
3.前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと
4.風が弱いこと
【その他】
但馬南部の濃霧注意報も要チェック
雲海シーズンの中でも特に、11〜12月は濃い霧が出るため美しい雲海を見ることができます。
ただし12月下旬からは、気候の影響で登山が難しい可能性もあるため注意が必要です。
雲海は早朝のみ見ることが可能なため、前日から朝来市に宿泊しておくことが必須です。
竹田城跡へのアクセス方法
車で行く際はJR竹田駅周辺の専用駐車場、もしくは山城の郷の駐車場を利用します。
各駐車場からの所要時間は徒歩40分ほど。
登山道は全部で4ルートあるので、自分たちに合ったルートを選ぶのがおすすめです。
山城の郷の駐車場やJR竹田駅からは「天空バス」という竹田城跡専用のバスも運行しています。
バスを利用することで、中腹バス停まで行くことができ竹田城跡までの所要時間は徒歩20分となります。
歩くのが苦手な方や、登山が不安な方はこちらも利用しましょう。
また雲海シーズンは早朝に運行する「雲海バス」を活用しましょう。
雲海を見ることができる時間は、電車や一般のバスが運行していないため自家用車がない場合はあらかじめタクシーの手配をしておくと安心です。
タクシーの手配については、都会と異なり台数が少ないため、宿泊先での相談がおすすめ。
雲海が見たい旨を伝えると、おすすめの時間を教えてくれることもあります。
竹田城跡周辺のおすすめホテル・宿5選
雲海を見るためには、前日からの宿泊が必要。
竹田城跡周辺のおすすめホテルや宿をご紹介します。
竹田城 城下町 ホテルEN
竹田城跡の城下町にあった旧木村酒造をリノベーションして誕生した「竹田城 城下町 ホテルEN」。
歴史を感じる建物を可能な限りそのまま残しているため、明治期ならではの建築美を楽しむことができます。
大浴場は竹田城跡と雲海をモチーフにした造りに。
レストランでは但馬の新鮮な食材をふんだんに使用した関西フレンチ界の重鎮が作る料理を味わうことができます。
湧泉の宿ゆあむ
兵庫県北部山陰、湯村温泉郷にある「湧泉の宿ゆあむ」。
兵庫の伝統工芸品「豊岡杞柳細工」をモチーフにデザインされた館内が印象的な温泉宿です。
湯村温泉は、源泉の荒湯が98度と、高熱の湯として知られています。
冷え性の方に人気なだけではなく、重曹が含まれたお湯は肌を綺麗にすることから女性人気も高いです。
ティーコーディネーターが厳選したお茶でのおもてなしやオリジナルの浴衣。
お子様連れの方向けの貸し出し用品やお子様メニューの用意等、女性や家族連れに嬉しいサービスが豊富なのも人気の理由です。
竹田町屋 寺子屋 はな亭
竹田城の城下町にある「竹田町屋 寺子屋 はな亭」。
1日3組しか宿泊することができない古民家の宿は、明治時代の町家作りを残した雰囲気あるお部屋が印象的です。
各部屋には、明治の雰囲気を残しつつも居心地良く過ごしてもらえるように寝心地の良いベッドが用意されています。
寺子屋 はな亭の周りには、明治から変わらぬ姿の建造物が多く残されています。
ホテル周辺を散策するとまるでタイムスリップしたような気持ちを味わうことができます。
竹田城下まち 朱々 ‐ShuShu‐
竹田城下町にある一棟貸しの宿泊施設「竹田城下まち 朱々 ‐ShuShu‐」。
メゾネットタイプの一棟を貸切で利用できるため、気兼ねなく宿泊を楽しむことができます。
特に竹田城跡を望むことができる「西の棟」が人気。
但馬牛をメインに地元の食材をふんだんに使用した料理は部屋食として提供されます。
宿屋天空
竹田城跡の最寄り駅であるJR竹田駅のすぐ側にある「宿屋天空」。
和モダンのシックな客室は居心地が良く、若い方でも年配の方でも心地よく過ごせると人気です。
部屋も和室、洋室から選ぶことができます。
オール電化のキッチンが各部屋についているため、地元の食材を使って料理を楽しむことも可能。
近場の美味しいレストランでテイクアウトした食事を持ち込み、ゆったりと過ごすのもおすすめです。
2023年春オープンの生野高原レストランKASSELの宿泊施設
地場の料理を活かした老舗レストラン 生野高原レストランKASSEL(カッセル)の宿泊施設が、2023年春のリニューアルオープンに向けて改装中です。
2023年夏以降に観光予定なら、今のうちにお問い合わせで予約ができるかもしれません。
新しい施設をいち早く体験できる特別感は、逃したくないチャンスですよね。
竹田城跡観光の注意点
雲海を見たい時は連泊もおすすめ
竹田城跡の雲海を見るためには、いくつか条件があります。
雲海シーズンに予約したものの、天候の関係で見ることが叶わなかったというケースも。
雲海を見ることをメインにした旅行なら、連泊もおすすめです。
一泊より確率が上がるため、ホテルや宿にゆっくり滞在しながら、条件が揃う日を狙うのも良いでしょう。
動きやすい服装がマスト
竹田城跡の周りは、歩きにくい道も多いため登山の際は動きやすい服装で行きましょう。
足元はハイヒールはNG。履き慣れた運動靴などがおすすめです。
雲海シーズンの登山には
・懐中電灯
・雨ガッパ
・防寒具
が必要です。
街頭などは一切ないため、足下を照らす懐中電灯は必須。
雲海が綺麗に出た際は、水蒸気で服が濡れてしまうので雨ガッパを着ての登山がおすすめです。
周辺観光地のチェックもおすすめ
朝来市には竹田城跡以外にも魅力的な観光スポットが多くあります。
せっかく竹田城跡周辺のホテル・宿に泊まるのであれば周辺スポットの観光もおすすめです。
特に人気なのはこちらの観光スポット。
- 史跡生野銀山
- 黒川温泉~美人の湯~
- 銀山湖
- 神崎農村公園 ヨーデルの森
下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
竹田城跡観光なら周辺ホテルへの宿泊がおすすめ
竹田城跡周辺のホテル・宿をご紹介しました。
雲海に包まれた竹田城跡を見ることができるのは早朝のみ。
雲海が見たい!という方は、竹田城跡周辺への宿泊がおすすめです。
素敵なホテル・宿についてぜひ参考にしてみてください。
「生野高原レストランKASSEL(カッセル)」のご紹介
竹田城跡や兵庫県朝来市の観光を楽しむ際には「生野高原レストランKASSEL(カッセル)」での食事はいかがですか?
生野高原レストランKASSEL(カッセル)は但馬牛をはじめ、地元の新鮮な食材を使ったお料理を提供しています。
元々カッセルは、海外や日本の特別な方をお招きし、おもてなしをする迎賓館でした。
当時のままのホスピタリティやお料理により一層磨きをかけ、より多くの方にも味わっていただきたいと一般公開された“知る人ぞ知る”隠れ家です。
BBQ場/RVパーク/テニスコート/ビリヤード/キッズスペース/天体望遠鏡など、たくさんの施設でお楽しみいただけます。
2023年春には宿泊施設もリニューアルオープン予定。
ぜひご夫婦、ご友人同士、カップル、ご家族で遊びにいらしてください。