お正月の挨拶回り。
おもに結婚相手の実家や親戚の家へ挨拶に行く人が多いです。
会社の上司などお世話になった人のところへ挨拶に出向く場合もあります。
挨拶回りの際に欠かせない手土産ですが、何を持参すれば喜ばれるのかと悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事ではお正月におすすめの手土産をご紹介していきます。
お正月のご挨拶のマナー
お正月のご挨拶の時期
お正月の挨拶は、門前などに門松が飾られている松の内と呼ばれる期間内に行います。
1月1日から1月7日まで、地域によっては1月15日までが松の内の期間です。
松の内の期間内であればいつでも構いませんが、1月1日は避けるのがマナー。
また、親しい間柄でも訪問する前は必ず連絡を入れておきましょう。
急に訪問しなければならなくなった場合は、玄関先で手土産だけ渡してすぐに帰るのが一般的です。
お正月の午前中はゆっくりと過ごしたいという人が多いので、挨拶に行くのは午後以降にしましょう。
訪問する際のマナーとして、玄関に付いたら、インターホンを鳴らす前にコートを脱いでおきましょう。
訪問先の家の中にゴミや埃を持ち込まないのが基本です。
玄関先で長話してしまうのも好ましくないので、「お邪魔します」など簡単な挨拶を済ませたら室内に通してもらいます。
室内に通されても長居はせず、短い時間でご挨拶を行うのがマナーです。
話が盛り上がったなどで長居しそうになった場合は、次がある旨を伝えて帰らせてもらいましょう。
取引先への挨拶は、仕事始めの日から1月15日頃までに行うのが一般的です。
取引先へ挨拶する際も、親戚や上司の家に訪問するときと同様に事前に時間を伝えましょう。
取引先が多い企業の場合は、非常に多くの人が訪れる可能性があります。
よって長話はせず、挨拶が済んだらすぐに帰りましょう。
喪中の場合はお正月の挨拶ではなく、寒中見舞いとして訪問することになります。
寒中見舞いの場合は、1月7日以降から2月4日までに行いましょう。
手土産の相場
お正月の手土産の相場は2000円程度です。
お正月の手土産の値段に上限や下限はありません。
よって相手との関係性によって金額を上下させるのもよいでしょう。
お歳暮を贈っていない場合は、お歳暮に相当する金額のものを持参するのが一般的です。
結婚相手の実家などで長居させてもらう予定の場合は、やや高額な手土産を用意するとよいでしょう。
手土産の渡し方
お正月の手土産は、室内で新年の挨拶が済んでから渡すのがマナーです。
ただし、冷蔵が必要なものを持参した場合はその旨を伝え、玄関で渡してすぐに保存してもらいましょう。
手土産を購入した際に、お店が紙袋を用意してくれることがあります。
ただし、紙袋に入れたまま渡すのはマナー違反。
渡す際は紙袋から出して、どんな品を渡すのか見える状態にしましょう。
手土産が入っていた紙袋は、取り出した直後にたたんで鞄などにしまいます。
立って渡す場合など状況によっては渡した後にたたみましょう。
基本的に紙袋は持ち帰ります。
しかし、素敵な絵柄の紙袋など相手が喜びそうなものは置いてきても問題ありません。
相手が喜びそうなので置いていく場合でも、処分をお願いする旨のお詫びをしておくのがマナーです。
手土産を渡す際は、「心ばかりですが」や「ほんの気持ちですが」などひと言添えるのがポイントです。
この際「つまらないものですが」は控えた方がよいでしょう。
へりくだり過ぎた印象を与えてしまい、相手に気を遣わせてしまう可能性があります。
突然訪問することになってしまった場合などで相手が不在のときは、「お年賀」と書いた名刺を添えて手土産を置いていきましょう。
持参する手土産にはのし紙をつけるのが一般的です。
のし紙にはいくつか種類がありますが、お年賀は繰り返してもよい祝い事なので紅白蝶結びのものを使用します。
簡単にしたい場合はのし付きの短冊でも構いません。
表書きは、「お年賀」または「御年賀」としましょう。
お正月の手土産の定番はお菓子
お菓子は、大勢で食べることができるなどの理由でお正月の手土産の定番となっています。
子供がいる家庭で喜んでもらえる、2000円程度で購入可能な品が多いというのも、定番になっている理由です。
お菓子にはさまざまな種類がありますが、手土産にはせんべいなどの賞味期限が長いものが人気です。
お菓子を手土産で持参する場合は、日持ちするものを選ぶのが基本となります。
受け取る側に迷惑をかける心配が少ないというのも、お正月の手土産として日持ちするものが選ばれる理由です。
また、日持ちするものであれば年末の忙しくなる時期を避けて購入することができます。
持参する側にも、買い忘れを防げるなどのメリットがあるのです。
冷凍や冷蔵が必要なものを持参する場合は、事前に連絡しておくとよいでしょう。
相手が賞味期限が短いことに気付かない可能性があるため、渡す際に早く食べて欲しい旨を伝えるのが望ましいです。
おすすめのお菓子以外の手土産
お菓子以外の手土産だと、世間で話題になっている品や日持ちする品が人気です。
ただ話題になっている品を持参するだけではなく、可能な限り相手の好みに合わせた品を選びましょう。
お肉ギフト
お肉ギフトとは、牛や豚、鶏などの精肉を詰め合わせたギフトのことです。
桐箱などに入っているセットは高級感があるので、特別な人への手土産として人気があります。
お正月の手土産をお歳暮代わりにしている人は、感謝の気持ちを込めて神戸牛などのブランド牛を選ばれる方もいます。
生ハムやソーセージなどの加工肉を詰め合わせたギフトは、精肉の詰め合わせよりも安価です。
受け取る側も気を遣わずに済む、お正月用の手ごろな手土産として人気があります。
レバーペーストやパテのセットは、お酒が好きな人やグルメな人へ贈る手土産に最適です。
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日持ちするおかず
鮭フレークなどの日持ちするおかずも、お正月の手土産としておすすめです。
鮭フレークのほかには、ちりめん山椒や椎茸と昆布の佃煮などが挙げられます。
白米に合うおかずは食べやすいので、喜んでもらえる可能性が高いです。
海苔も、お正月の手土産として人気のおかずです。
海苔は、未開封だと賞味期限が1年近くあるものもあります。
手軽に食べられるのも人気の理由。
醤油などの調味料もお正月の手土産として人気があります。
スープやカレー
レトルトのスープやカレーは保存しやすく日持ちもよいので、お正月の手土産として人気です。
調理が簡単で食べやすいのも、手土産に選ばれる理由。
レトルトのスープやカレーにはさまざまな種類が存在します。
お店で食べるような本格的なカレーなどバリエーションが豊富なので、選ぶのが楽しいのも人気がある理由の1つです。
自分で食べて美味しかったものを手土産として持参するのもよいでしょう。
渡す際に実際に食べて美味しかったとひと言添えると、気遣っていることが伝わりやすくなります。
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お酒
お酒は、長居する予定の家に訪問する際の手土産としてよく選ばれます。
受け取る相手が普段飲んでいるお酒を持参するのが一般的ですが、迷う場合は正月らしい縁起の良い名前の付いた日本酒がおすすめです。
おせち料理に合うワインを調べて、それを持参するのもよいでしょう。
正月用の特別なデザインが施されたワインも手土産に最適です。
ビールが好きな人には、クラフトビールの飲み比べセットなども喜ばれます。
お茶や紅茶
お茶や紅茶は日常的に飲んでいる人が多いので、贈って迷惑になることが少ない人気の手土産です。
可能であれば相手が普段どんなお茶を飲んでいるのかを調べて、そのお茶を持参するのがおすすめです。
紅茶にはたくさんの種類があります。特定の茶葉にこだわって飲んでいる人も多いです。
訪問する旨を連絡する際に、どの茶葉が好きなのかを聞いてそれを持参するのもよいでしょう。
お茶や紅茶のほかに、コーヒー豆の詰め合わせやドリップコーヒーの飲み比べセットも手土産として人気があります。
喜ばれる手土産を選ぼう
おすすめのお正月の手土産や渡す時のマナーについてご紹介しました。
手土産を選ぶ際は、相手への思いやりが大切。
何を贈ると喜んでもらえるのかをよく考えて、素敵な手土産を選びましょう。
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